?紛争の内容
相手方の精神的暴力を理由として、離婚をしたいという希望があり、離婚調停を起こした事例。

?経過
調停では、相手方にはもう一度やりなおしたいという希望があること、離婚するとしても親権をとりたいということから、交渉が難航しました。
粘り強く話し合い、申立人は戻る気がないこと、面会交流には必ず応じること(期日間に、実際に、交流を積極的に実施した)を伝え、調停5回で終了しました。

?結末
申立人の希望通り、調停離婚が成立しました。

?学ぶこと
申立人の意向と相手方の意向の双方を、慎重に吟味し、調停(話し合い)がうまくいくような方法を模索することが重要です。特に、離婚の場合は、相手方がなぜ離婚に同意しないか、その真意を把握し、解決策を見出すことが、早期の事件解決に資すると思います。