別居した配偶者からの離婚等請求

紛争の内容
勝手に別居をした配偶者から離婚と婚姻費用を求められている。

交渉・調停・訴訟などの経過
すでに調停を起こすとの連絡があったため、調停にてお話合いをしました。

本事例の結末
相手方は、非常に早期の解決を求める一方で、高額な金額の財産的な請求をしていました。そのため、相互に財産状況を開示し、相手方に理解をしてもらうことで、調停にて解決しました。
本事例に学ぶこと
相手方が財産状況を把握していない場合、財産状況を開示することが心理的に嫌だなと思うことはあると思いますが、財産状況をきちんと開示することで、相手方自体もこちら側の財産を把握することができ、話合いが前に進むことがあります。
双方の財産を開示しあい、きちんと話合いをすることが早期の解決につながることになりますので、離婚の話合いをする際には、なるべく早めに財産を開示するということも解決につながることがあると思います。