■紛争の内容
依頼者であるX(妻)は、Y(夫)から離婚を請求されました。Xも①離婚することは応じるが、②XYと子どもの住む不動産については、取得したい、③財産分与と養育費はきっちりと請求したいとの意向でした。
■交渉・調停・訴訟などの経過
まずYに対し、不動産については、売却という方法ではなく、Xが住宅ローンの借り換えをするということで提案をし、また財産分与や養育費等を請求しました。
そうしたところYも住宅ローンについてXが借り換えをすることには同意しましたが、財産分与や養育費の支払いについては渋っており、交渉が難航しました。
■本事例の結末
粘り強く交渉を続けた結果、Yの主張は断念させ、きちんと財産分与と養育費を取得することができました。また、養育費の支払いを担保するため、離婚協議書を公正証書で作成しました。
■本事例に学ぶこと
本件はXとYの当事者間では全く話し合いが進まない事案でしたが、弁護士が介入した結果、こちらの請求どおりの財産分与と養育費を確保することができました。是非弁護士に相談してみてください。